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昨日、地区の行事で中山道を歩いてきました。
峠の頂上から妻籠に向かってゆっくりと下ってきました。
木々の間にある道はとっても涼しく何百年と続いていく歴史を感じました。
木曽の木々はあの道を進み江戸や尾張に運ばれていったと思うと、感動ですね。
人の力だけでは限界があるであろう材木は牛や馬も使わていたんではないかと勝手に想像して思いふけっておりました。
中山道の出来る前、その昔は、木曽川を丸太の乗って下って愛知の方に材木を運んでいたそうです。
この土地の子供たちならだれでも知ってる「大黒踊り」。
木を売って無事お金に換え戻ってきたとき(だった気がします)のお祝いも踊りです。
木一本首一つと言われた時代。無事帰ってくるだけでも大変だったんでしょうね。
私たちも時代が違えど、材木が違えど、大切に木を扱っていきたいと思います。
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昨日、今日と冷え込みが激しく、秋の訪れをひしひしと感じております。
日中も過ごしやすくなり、仕事もはかどります!
先日紹介した漆の木、葉はこんな感じです。
ちょっと茂りすぎてよくわからなくなっていますが、、、
秋には紅葉もしますが、残念ながら綺麗には赤くなりません。
漆の木は、正式名称「ウルシノキ」なんですよー。
樹液の漆と区別するためでしょうか?
漆の木も、雌雄の木なんです。
栃の木も、漆も、ゴーヤも!凄いですねー
種は、蝋にもなります。いつか作ってみたいものです。
今年も、社長が漆を掻いていますので、タイミングが合えば狙って撮ろうと思います。
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お盆も最終日となりました。
木地屋やまとは毎日営業中です(^^♪
よろしかったら、木曽まで足を運んでみてください。
昨日は雷がひどく山の向こうで鳴り響いていましたが、ここでは通り雨が降って終わりでした。
この木は、昨年社長が掻いた漆の木です。
しっかり乾燥させて今はお店の外に飾ってあります。
もう、カブレることもないでしょう!
ただし、肌の弱い人は本当に念のため木に直接触ることは避けていただいています。
漆塗りの器とかよく使いますが、漆ってこの木から採れる樹液なんです。
人間でいう「かさぶたの為の液」を取ってるんですね。
キズを一本一本つけていき、ひと夏かけて一本の木から漆を取ります。
一本の木でコップ一杯しか取れないのです。
また、漆を掻く人により、その量も左右されます。
何十年もやられている方は、木を見て傷の深さを変えていくそうですよ。
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お盆になり、帰省ラッシュですね!
お出掛けされる方も多いのではないでしょうか?
ここ木曽も、ニ,三日前からようやく涼しい風が入り、 例年のような夏が戻ってきました。
今日ご紹介する木はキハダの杢です。
前回もキハダでしたが、また違う木のご紹介です。
玉杢ではないような気もします。
どちらかというと、こぶ杢に入るのかと。杢にも色々種類があるので楽しいですね。
ぽこぽと出ているように見えますが、平らな板なのです。
この木は大きくて幅はおおよそ85p、高さも2m弱あります。
同じ材料の杢でもこれだけ違うのは面白いですね。
木によって雰囲気が違うので、またご紹介いたします。
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この度の集中豪雨、酷暑による被害、台風12号による被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 一日も早い復興を願っております。
庭に、星のような苔が生えています。
モフモフしているのでとってもかわいいですよー。
先日の日照りの時に全く雨が降らず皆、しぼんでしまっていました。
お水をあげると一気にしぼんでいた杉苔が開いて面白かったですよ!
水分大事ですね!
木を轆轤で挽くときは、逆に水分が多いと割れたり、変形してしまうのでしっかり乾燥させるんです。
季節や湿度にもよりますが、小さいものなら、半年から、ニ、三年、巨大な木では何十年にもなります。
それからちゃんとした器になっていき、更に漆を塗ると思うと、やっぱり時間がかかりますね、、、
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この度の集中豪雨、酷暑による被害、台風12号による被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 一日も早い復興を願っております。
昨晩の雨で、少し暑さが落ち着いた印象です。
台風13号も何もなく過ぎ去ってくれるといいのですが、、、
台風明けの12,13日の夜はペルセウス座流星群が流れるそうです。
しかも、火星が一番近づいてきているとのこと。
晴れるといいですね!
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この度の集中豪雨、酷暑による被害、台風12号による被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 一日も早い復興を願っております。
今年の夏は、木曽もとっても暑く、30度越えがほとんどです。
夜、朝方は割と涼しいのですが日中は暑すぎて厳しいものがあります。
いろんな場所からくるお客様も、木曽も暑いのね、とおっしゃります。 それくらい暑いのです。
木曽は標高は高いのですが、その分日差しが強く太陽の下はしんどいです。 早く涼しくなってほしいです。
そんな今年は、蚊よりもアブが多い印象です。お店でも窓ガラスの傍でぶんぶんと、、、
常に採ってはいるのですが、追い付かない状況。 田舎なので仕方ない部分はありますが、お客様に楽しんでいただけるよう、虫取りに精を出しております。
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この度の集中豪雨、酷暑による被害、台風12号による被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 一日も早い復興を願っております。
漆の作業中の物です。これからまた、三工程ほど進めてから漆を塗られお盆としてお店に並んでいきます。
漆も奥が深く、乾くためには湿度、温度が関係してきます。ポンと置いておくと乾かない!なんて時もあるんです。
また、漆の種類も沢山あるのでその工程に合わせて作業場を変えたりしています。
写真は、様々な工程の中、研ぎをしたところです。
ヤマトの場合木目を見せる塗りをしています。
なので、漆の作業をしていても木目が出るところまで研いで戻ります。 何度か研いでは木目が見えるところまで戻るのですが、一つ一つに意味がある研ぎなんです。
今回の写真は、残ったサビ漆を取り、表面を滑らかにしていく研ぎです。
お客様に使っていただくうちに漆が磨かれ、更に明るくなり木目が見えて、楽しんでいただくことを楽しみに私たちも製作しております。
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この度の集中豪雨、酷暑による被害、台風12号による被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 一日も早い復興を願っております。
昨日の夕方、お店に立ち寄られたお客様とお話ししていたところ、渓流釣りの話で盛り上がりました。 先日取ったという魚の写真を見せていただいたのですが、川魚のサイズではないような大きい魚が映っていました。
そして、旦那様の方はルアーを作ることが趣味とのこと。
ルアーを見させていただきました。一つ一つが本物と見間違うほど、精密に作られていました。
そしてこのルアー。なんといただいてしまったのです!
本当に感謝です。有難うございます。曲線美に惚れ惚れしてしまいます。 伺ったところによると、鱗のキラキラはアワビのシートを張り付けてあるそうです。
漆、蒔絵の世界には、貝を張り付ける「螺鈿」という技法があります。頂いたルアーは螺鈿のまさに現代版ではと思っております。
手仕事の美しさは分野が変わっても感動します。
あんまりにも美しすぎて、糸が切れて無くす恐怖から仕事場の一番目立つ場所に置き、仕事の励みにさせていただく事にしました。 本当にありがとうございました。
また木曽の川にも、是非お越しください。
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この度の集中豪雨、酷暑による被害、台風12号による被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 一日も早い復興を願っております。
キハダの木をご存知でしょうか? 皮がビックリするくらい黄色なんです。そんなキハダは漢方薬にも染料にも使われます。器にももちろんなります。 皮とは違い材木は落ち着いたグレーがかった茶のような色です。
漆を塗っても軽く優しい印象なんですが、白木の器があったのでパシャリ。
この器は杢のあるちょっと珍しい器です。 この風景が自然にできるのは凄いですね。
製材して見ないと分からない杢、またこれからも沢山出会えることを願って。
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この度の集中豪雨、酷暑による被害、台風12号による被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 一日も早い復興を願っております。
今年初めて、プランターでゴーヤを育てています。 何も知らないので、成長して花が咲いても実がならない、、、と思っていましたが、実はゴーヤは雌雄花だったのです。 まさか、ゴーヤが雌雄花だったとは。
ろくろでよく使う材木の中に「栃」という木がありますが、栃も雌雄分かれています。木一本一本、性別があるというのは面白いですね。
更に栃の実もきちんとあく抜きしたら食べれます。あく抜きがとっても大変らしいんです。栃餅は時間と手間が必要なだけあって本当に美味しいです。挑戦し甲斐があります。
そんな栃の木を器にすると、とっても柔らかい印象になります。 是非触って感じてください。
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