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現在、日本人のライフスタイルが日々変化をしていく中、あまりにも急速すぎて人間としての速度と少しずれてきているような気がします。
木の仕事をして、漆の仕事をして、時代の流れとは完全に逆行している。材を見て一つ一つ違う木目、ひとかんなかけることによって流れるように変わっていく杢目。
先人たちの教え通りに今もなお変わらぬやり方で木目の一番美しい姿を追い求めている。
この仕事ができて良かったと思う。自然と共にそしてまた木と共に自然の流れのひとつとして…
人間としての速度の中で… |
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小椋姓は古くから木地師として山々を歩いた氏族で、今もなお樹と共にあゆんでいます。
温故知新の言葉のとおりに、先人からの教えをあたため、時代にあったものを造っていきたいと思っています。
そして使っていただける皆様を第一に考え、樹と共に生きて行きたいと思います。 |
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