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今日は朝から修理の仕事です。
先日お預かりした 55年ほど前、ご結婚の記念に手に入れられた想い出深い座卓の塗り直しです。
本日は最終の仕上げ作業。 初めて見せてもらったのですが、 まさか本当の「手」作業とは!
磨き粉を乗せ、 ひたすら、手の平で磨き上げるのです! そう、親指の下の部分、正しく「手のひら」なのです。 何度も繰り返すうち、 本当に綺麗に美しく光を放ちはじめます。
「どうして手?」 「……、そういうもんだから!」 「‼‼‼‼」
本当に驚きました。
手間暇かける…。 この手法も先人が考え出し、 ずっと同じように仕上げてきたのだと思いました。
この輝きに、きっとお客様も喜んでくださるでしょう。 これからもずっと使い続けていただきたいなぁと思いました。
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皆様、お元気にお過ごしでしょうか。
昨日も不安定なお天気に翻弄された様子がテレビに映し出されておりました。 こちらでも、夜にかけて雨模様となり、 不安な気持ちで過ごされた方が多くいらっしゃったと思います。
そんな中で。 梅雨明けがもうすぐらしいですね! 暑い夏は、熱中症等の心配がありますので それはそれで不安な部分もありますが、 やはり「雨」の心配が少しでも軽減されるのであれば、 なんとなくですけど、 嬉しく思えてきます…☆
今日は朝一番に、 愛知県からI様ご夫妻をお迎えしました。 20数年前に木地師の里で鉢をご購入くださったとのこと。 そして、今なお変わらずに食卓を賑わせてくれているとのこと。 本当に嬉しく、感謝の気持ちで一杯です!
また昨日はお若いご夫婦がご来店。 一度はお店を出られたのですが、 やっぱり心惹かれると、お買い求めくださいました。
そして、先日の雨の日。 大好きなN様ご夫妻がご来店くださいました! 温泉に行こう!と急きょ思い立ってお立ち寄りくださったとのこと。 そして、 台風の風被害で落ちてしまった、 まだ青いトマトの実から作ってくださった羊羹をいただきました。
青々しい 若いトマトの酸味、風味がしてきて 溶けるように美味しかったです!
ありがとうございました♪
皆様に支えられ、 元気を沢山いただいております。 災害の後、静かになった256号線。 言葉にすると、本当に陳腐ですが… 心から感謝しています! ありがとうございます!!
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ネットで検索すると 「その道のプロ」という方は沢山いらっしゃいますが、 「災害ボランティアのプロ」ともいうべき方も多くいらっしゃるのですね。
今回、その力の凄さを初めて知りました。
ボランティアセンターの発足を聞き、すぐに参加した店主ですが、 断水の続く地区へお水を配る仕事を任されたそうです。 その受付・説明の場で出会った方々の中に、 初日なのに、やはりとても詳しい方がいらっしゃったと言っていました。
知識も豊富で、 情報発信も迅速で…。
お店を空けるわけにはいかず 心配するだけの毎日なのですが、、 そういう方々のブログ等で現状を知ることが多いです。
泥が無くなっても、家の中や家具などの細かい掃除が必要であること。 それは、洗っても洗っても 拭いても拭いても、 綺麗にならない気の遠くなるような作業なこと。
現場のみなさんも、元気そうに見えていても、 ボランティアさんたちがいなくなった時に、 どっと落ち込んでしまうだろうこと。
これから節目節目に、 細々としたお手伝いが必要であること。
そして何より、被災された方、ひとりひとりのペースに寄り添うことが大切だとおっしゃっていました。
日本に住む一人として 大きな災害を沢山見てきたはずなのに、 こういう大切な部分を、理解できていなかったと思いました。
この週末は3連休です。 ボランティアセンターではまだどのような活動をするのか発表になっていませんが、 できることを協力できたらと思っています。
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用事があったため、ボランティアセンターに立ち寄りました。 沢山の様々なスコップが並び、 拠点となっている緊張感がありました。
今日は7/15)は平日だったためか、参加された方は20名ほどとのこと。 やはり人員確保は難しいのかもしれません。
それでも、遠くから見た街並みは、 少しずつ綺麗になっているような気がしました。 人の力はやっぱり凄いです!
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ご心配いただき、本当にありがとうございます!
国道19号、国道256号(一部片側通行)、共に通行できます。 JRは、坂下駅から野尻駅まで代行バスが出ています。 (http://www.town.nagiso.nagano.jp/saigai/jr_busdaikou.html)
地元の小中学校、蘇南高校も本日より登校となりました。
実は昨日、三留野まで行って参りました。
ホテル木曽路さん下の256号線で、一か所片側通行となっていました。 大きな土嚢が置かれています。
その後、流れる川の様子を気にしながら国道19号線へ。 信号が変わり、三留野方面に進みます。 と、川の様子が目に飛び込んできました。
数えきれないほどの大木!
そこかしこに引っかかっています。
皮は見事にはがされ、 沢山の生々しい傷あと。
そして見えてきた
えぐられた、まち…
19号をそのまま直進。 対岸まで行ってみました。
沢山の方が車を止め、見入っています。 あちらこちらで作業をしている方がみえます。
いつも見ている風景、 いつも見てきた風景が、これほどまでも変わってしまっていること。
その破壊力と、 目の当りにした恐怖の大きさと 想像を絶する瞬間があったのだということと…
現実は厳しい。
言葉にならない想いで戻ろうとすると 足元に一輪の花。
全て見て聞いて、 それでもそこにある花に 思わず涙が溢れました。
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